サイトを刷新しました。

NEWSONLINE

ソニー取締役会議長を6月退任へ=ストリンガー氏

時事通信 3月9日(土)13時0分配信

 【ニューヨーク時事】ソニーのハワード・ストリンガー取締役会議長(71)は8日、ニューヨークで講演し、6月に退任する方針を明らかにした。
 ストリンガー氏は2005年から12年まで、ソニーでは外国人として初めて最高経営責任者(CEO)を務めた。講演では「(6月に)取締役会議長の任期が終わり次第、ソニーから完全に引退する」と述べた。 

 

コンクラーベ、12日から開催 新ローマ法王選出へ

産経新聞 3月9日(土)11時6分配信

 【ベルリン=宮下日出男】ローマ法王庁は8日、先月末に退位したベネディクト16世の後継を選ぶ法王選挙会(コンクラーベ)を12日から開催すると発表した。カトリック教会がスキャンダルで揺れる中、約600年ぶりという異例の法王生前退位を受け、世界約12億の信者を率いる新たな最高位者を選出する。

 コンクラーベの日程をめぐっては、世界各地の枢機卿バチカンに集まり、4日以降、会議を連日開いて協議。決定に必要な枢機卿が7日に全員そろったことから、8日に投票で決定した。12日午前にミサを行った後、午後にバチカンのシスティーナ礼拝堂に入る。

 コンクラーベで選挙資格があるのは80歳未満の枢機卿。当初は117人の予定だったが、このうち1人が健康上の理由で欠席。1人が性的に「不適切な行為」のために辞退した結果、選挙は115人で実施する。法王は枢機卿から選ばれるのが慣例。投票総数の3分の2の得票者が出るまで投票が繰り返される。

 カトリック教会は近年、聖職者による未成年者への性的虐待問題が相次いだほか、昨年には法王庁の内部文書流出事件があり、「権力闘争」もささやかれる。このため、新法王には教会の信頼回復や内部の改革といった取り組みが期待されている。

 コンクラーベは従来の規則では今月15~20日の間に始まる予定だったが、法王空位期間の短縮化のため、ベネディクト16世が退位直前に前倒しできるように規則を改正していた。

かすむ大阪…黄砂とPM2・5、今日にも関東へ

読売新聞 3月9日(土)14時3分配信

 気象庁は9日、中国大陸からの偏西風に乗って飛来した黄砂が九州から東海にかけての広い範囲で観測されたと発表した。

 同日中に関東地方にも飛来すると予想している。気象庁は水平に見渡せる距離が5キロ未満になった場合は、車の運転などに気をつけるよう呼びかけている。環境省は、微小粒子状物質(PM2・5)も黄砂とともに飛来する恐れがあるとしている。

 静岡県内では2年ぶりに黄砂が観測された。今年の観測は初めての大阪市では、ビル群や市街地がかすんで見えた。快晴の日に水平に見渡せる距離は約20~30キロだが、大阪市は10キロ以上、京都市は8キロ、松江市は5キロになった。

 名古屋市では前夜から駐車中の車の屋根などで黄色い砂が確認された。午前8時から乗務しているタクシー運転手(52)は「出勤した時にボンネットやフロントガラスに砂が積もっていた。天気は良いが、空が曇っているように感じた」と話していた。